2009年5月27日  はじめての実験です。   シャボン玉作り (1)
 

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今年度の科学クラブの実験が、 始まります。

 

 本日は、大きなシャボン玉つくりの1回目です。

いきなり 大きなシャボン玉を作ってみるのではなく、

まずは、シャボン膜の性質を知ってもらえるような実験を用意しました。

(実は、この時点では、予備実験で大きなシャボン玉は成功していませんでした。・・・  (^_^;)  )

 

 ほんとうは、自分たちで調べて、材料は何が必要か? また、どうしたらうまくいくのか、

失敗を繰り返しながら、いろいろ実験を進めていくのが一番だと思います。

こちらから与える一方では、本当の科学する力が養えないかと思います。

しかし、限られた時間内では、そうも言っていられず、(いつになっても終わらない。)

少しは、考えてもらえるように、実験結果を予想し、クイズ形式ですすめました。

 

 

 

このような、実験を用意しました。

   

1. 糸を張った針金を用意し、シャボン膜を張って、シャボン膜の縮もうとする力を見る。

   a)  星型(写真左)や、円周の一部が糸になった針金(写真右の左)

       Q:   糸は どのようになるか? 

          また、外に出た糸を引っ張ってみる。

   b) 輪になった針金の枠中に、小さな糸の輪を、別の糸で固定したもの。(写真右の右)

               Q:  小さな糸の輪の中のシャボン膜を割ると、どうなるか?

 

 

2. 正多面体や円(円柱状)の針金細工をシャボン液につける。

  

   正4面体、正6面体、正8面体、正12面体、正20面体です。

      ( 正12面体と20面体は、ネットで調べても出ていません。 もしかして、本邦初?)

 円(円柱状)の針金です。

     Q:  それぞれの 正多面体等を、シャボン液につけ、引き上げると

       シャボン膜はどのように張るか?

 

 

これらを クイズ形式で進めました。

  途中、簡単な解説も入れました。

 

 

ちなみに、シャボン液をつける容器は、こんな物でした。 (^_^;)

 (我が家で何を食べているかバレテしまう・・・)

コスト削減のため、仕方ないです。

 

 

 

  また、次週予定の人の入れる大きなシャボン玉の準備として、以下の作業をしてもらいました。

 

3. 人の入れるシャボン玉に使う ループに 包帯を巻いてもらう。

 

それぞれの結果は、・・・・・。

ここで、結果を言ってしまうと、来年以降の楽しみがなくなるので、・・・。 

すいませんが、伏せておきます。

 

 

クラブの終わり頃には、みんなは、外へ向けてシャボン玉を飛ばしていました。   (^_^);

結局、最後はシャボン玉飛ばしの遊びのようになってしまいました。・・・

 

みんな、少しはシャボン膜の性質を理解してくれたかな?

 

 

 

クラブが終わっても、管理人は ホッとしていられません。

予備実験のうちに、なんとしても、人の入れるシャボン玉を作らなければいかないのですから。・・・

期限は、2週間後です。(1週空いたので、正直、助かりました。)

 

シャボン液の配合や ループはどうしたら良いか、 シャボン液を貯めておくプールは?

など、まだ、解決する課題は多いのです。

 

この時点で、予備実験をやったのですが、うまくいってませんでした。

 

なんとかしなければと、ひたすら焦る管理人なのでした。

100均やスーパーで、いろいろな台所洗剤やPVA(ポリビニルアルコール)を、片っぱしから買いあさっていました。

( このため、台所洗剤のことが大分詳しくなっていました。)

試行錯誤を繰り返す日々が 続きました。

 

 

 

 

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