2011年10月12日 ミニプラネタリウムを作ろう (準備編)
 

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                         - 今週は、先生方の研修のため、中止になりました。 事前の準備だけとなりました。 -  

  

 

     今週は、ミニプラネタリウムを作製です。第1回目のクラブの時間のアンケートでは、第2位の獲得票数でした。

 管理人は天文が好きなので、科学クラブでも、以前からつくっ てみたいと思っていました。プラネタリウムと言っても、

 科学館にあるような投影式の物ではなく、自作に多く使われているピンホール式の物です。コスト等を考えると、

 やはり紙を使ったものになりそうです。 また、豆電球や乾電池、電池ボックスなども必要です。 電球関連は、

 事前にクラブ担当の先生に相談をして、用意をしていただけることになりました。 (学校に教材を納入する業者

 さんから届いたサンプルが多数あり、その中から電球やソケット、電池ボックスをご用意いただけることと

 なりました。) 管理人は、プラネタリウム本体の部分を用意することになりました。

 

  しかし、今週は学校のクラブ活動が、先生方の研修のため、中止となりました。 このため、今回は事前の

 準備の報告のみとなります。

 

 

 

   ピンホール式のプラネタリウムの製作について、ネットで調べてみると、いくつものページがヒットします。

  検索上位に出てくる物です。

 

    卓上プラネタリウム製作講座  ----  メガスターでおなじみの あの大平さんのページです。

    手作りプラネタリウム       ----  科学技術振興機構 の ページです。

    楽しいミニプラネタリウム     ----  かとんてっく様のページです。 大平さんの物に形態は似ています。

    身近な材料でプラネタリウムを作ろう! ---- 日本宇宙少年団のページです。

    

 これ以外にも多数検索でヒットします。自作プラネタリウムで有名な大平さんの物を作ろうかと思いましたが、

 台に木材を用意しなければなりません。予算の都合や事前の準備などもあり、紙だけで作成でき、また、

 正20面体で丈夫そうであった、科学技術振興機構のプラネタリウムを作ることとしました。

 ( 星数もあまり多くないため、クラブの時間内に作業ができるようにという思いもありました。)

 

  ピンホール式のプラネタリウムを作成する場合、画用紙ですと光が透けて漏れてしまうため、内面を墨などで

 黒く着色する必要があります。画用紙では、強度が弱く、すぐに壊れてしまう可能性があります。せっかく作製

 するのであれば、末永く使ってもらおうと思ったので、事前に学校から工作用紙預かり、そこに型紙を貼ることに

 しました。 さらに、強度を増すためや、汚れがついても掃除しやすいように、仕上げに水性ニスをぬることに

 しました。 ( 結果的には、強度は増したものの、作業がとてもやりにくく、作業時間の大幅な増加となってしまいました。)

 

 

 

  まずは、型紙のダウンロードです。型紙は全部で6枚あります。A4サイズで印刷し、2枚ずつ工作用紙に

 貼りつけます。(型紙を貼りつけた工作用紙は、3枚となります。)

 100均のでんぷんのりを薄め、刷毛で工作用紙に貼りました。

  (効果があるかわかりませんが、強度を上げるため、少しだけ木工用ボンドも混ぜました。)

     

  

  管理人の子供にも手伝ってもらいました。

   刷毛でノリを塗っています。

 

  クラブの人数、9人分+予備1、管理人の試作分1、 各3枚ずつ、計33枚あります。

  

 

  空気が入らないように、気をつけて貼ったつもりでも、空気が入ってしまい、皺が入ってしまいました。

   美しくありません。・・・

 

  しかし、乾燥すると、皺はほとんど目だたなくなりました。 良かったです。

  

  乾燥した後、写真にはありませんが、100均の水性ニスを2度塗りしました。(1度塗った後、乾燥させてから

  もう1度ぬりました。)

 

   かなり強度のある台紙になりました。

  (しかし、強度がありすぎたため、後に作業時間の大幅な増加につながります・・・・。   )

 

 

 

  このあとは、試作品として、管理人の分を1台組み立ててみることとしました。( 作業にかかるおおまかな

 時間を知るためです。)

   

  管理人の試作分(これは、100均の工作用紙を使用)を切り抜きました。台紙は3枚ありますが、

 10分足らずで、切りぬけました。

 

  その後、穴あけ作業です。  1等星は、100均のカーペット用のピン、2等星は、コルクボードなどに使う

 普通のピンで穴あけ作業を行いました。 星数は、約150程度だったと思います。 管理人の子供にやって

 もらいました。 

    

      

  ゆっくりやっても、20分程度で終わりました。

 

  その後は、説明書通りに組み立てます。30分程度で終わりました。  

 外観は、以下の写真の通りです。

   電池ボックスは実装していません。

  

  作業は、切り抜き 約10分、 星の穴あけ 約20分、 組み立て 30分 で、計60分程度でした。

 これなら、クラブの時間 2回分で何とかなりそうです。

 (しかし、実際には、何とかなりませんでした。 詳細は、次回以後で、・・・。  (;_;)  )

 

 

   今週は、先生の研修のため、クラブは中止です。 とあえず、準備だけをしました。

 

 

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