2013年5月22日  今年度 2回目の科学クラブです。空気の実験の続きです。
 

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                                - 空気の実験の続きです。みんな興味をもってくれるでしょうか。 -

    逆さワイングラスの口にゴム板をつけ、そこにおもりを下げました。

 

  

   今回は、先週の空気の実験の続きです。 空気が押している事を実感してもらうような

  実験を用意しました。大気圧の実験です。

  

 

   第1回目のクラブの終わった後で、ちょっと困ったことが起きました。

  それは、今年度からお話しを頂いた、「おもしろ理科教室」の件です。 「おもしろ理科教室」の

  四年生の題材が、空気の実験となりました。四年生の児童は今年は、4人います。はっきり

  言って、この4人は、クラブの実験と重なってしまいます。このため、いくつかの実験は、

  おもしろ理科教室にとっておくこととしました。また、あたらしい空気の実験、大気圧の実験の

  レパートリーを増やしておく必要に迫られました。・・・・ 

  

 

 

  < 事前の準備です >

  先週までに、事前の準備は済んでいるので、今回は、事前の準備はありませんでした。

 

 

   < 実験の当日です >

   当日は、早めに行きました。 先週、施行出来なかった、ブロアーによるボールリフティングの

  コースの準備を行いました。

    

 

 

   クラブの時間となり、みんなが集まってきました。

  まずは、気圧計を見てもらいました。 気圧の単位をみんなに聞くと、ヘクトパスカルという

  単位を答えられる児童がいました。すごいですね。 気圧計を、チャック付きビニール袋に

  入れます、ビニール袋を押すと、気圧計の針がピクピク動きます。

   

    直接触っていないのに、袋を押すだけで、針が動くのがなんだか不思議です。

   

 

    また、先週も使用した真空保存容器に気圧計を入れ、減圧しました。

   気圧計の針が、下がっていきます。

   

    あまり、下げると、破損の恐れがあるため、写真の程度、950hPa程度としました。

 

    上のボタンを押すと、空気が中に入り、内部の気圧が戻ります。

   

   (以前、飛行機搭乗の際に持参したことがあるのですが、高度が上がるにつれて、針が一回り以上回りました。・・・

    搭乗の際、セキュリティーチェックで、当然、引っかかりました。・・・(^_^;)

 

 

    次に、逆さワイングラス(逆さコップ)の実験です。まずは、プラ板をくっつけました。

     

    指でプラ板の端を触ると、ジャーと水がこぼれますが、触らければ、横にしてもはずれません、

 

    

    今度は、100均の蓋付きお椀です。水を少し入れて、逆さにします。

    

        カタカタ音はしますが、はずれません。なんだか不思議です。

 

    今度は、中心にボルトを固定したゴム板に紐をつけ、水の入ったペットボトルをおもりとして、

    吊るしました。

    

     おもりを増やして行きます。

    

    

     写真は、5本(500ml×5=2500ml) 約2.5kgです。 その後、7〜8本まで増やしました。

 

 

   

     大気圧による缶つぶしを行いました。

    

    

    管理人がデモをしています。  怖がって、うまく出来ない児童もいました。 

    動画です。 

     

 

   

     次は、ちょっといじわるな実験です。

    ペットボトルに風船を入れて膨らまします。 実は、ペットボトルには、

    小さな穴の開いている物と、開いていない物があります。

    穴の開いている方は、ペットボトル内の風船の外側(ペットボトルと風船の間)の空気は

    小さな穴から出ていくので、風船を膨らますと膨らみます。

    

   

     しかし、小さな穴の開いていない方は、風船とペットボトルの間の空気が出ていかないので、

    どんなに頑張っても風船は膨らみません。

     顔を真っ赤にして、一生懸命頑張ってくれています。(^_^;) 

 

    ここで、ネタばらしです。

    

     説明すると、ちょっと冷たい視線を感じました。・・・・  

            穴の開いていないペットボトルの方!  どうもすいません。 m( . _ . )m

 

       

      次は、新聞紙と机の間に割り箸を挟み、空手チョップで割り箸を割る実験です。

     

     うまくいかないと、割り箸が吹っ飛びます。周囲に気をつけましょう。・・・    

 

 

     大小2枚の紙を重ね、上の小さい紙に棒を固定します。小さい紙の中央から

    息を吹きかけます。息を吹きかけながら、そっと棒(小さい紙)を持ち上げます。

    すると、下の大きな紙も一緒に持ちあがります。 

     

     ちょっと、コツがいるようでした。

 

     

      最後に、掃除機やブロアーを使って、ボール運びを行いました。

    その時の様子です。

   

     

 

 

 

     何度かやっているうちに、みんなコツをつかんだようでした。

 

     それでは、本日のクラブは終わりです。 みなさん、お疲れさまでした。

 

     次回は、かるめ焼きの予定です。

    

 

  < 反省点、思った点、気付いた点など >

  1.  今回は、原理の説明はほとんど触れられなかった。今後は、図等を使い、もう少し触れていきたい。

  2. 先述の通り、おもしろ理科教室と、実験の題目が重なってしまった。先に、クラブの予定を立ており、

     あとから、おもしろ理科教室の実験内容が決定したため、仕方がなかった。来年度以降は、

     学校の理科の履修内容以外の実験を用意した方が、良いと思われた。

  3. 土曜講座 柏市放課後子ども教室 富勢西小学校 科学実験・電子工作教室 でも、空気の実験を

     予定していた。こちらは、5、6年生対象のため、(4年生は参加することが無いため、) 4年生の

     おもしろ理科教室と実験が重なる事は無さそうである。しかし、放課後子ども教室に、富勢西小の

     科学クラブの5、6年生が参加すると、実験が重なってしまう。新しい実験、器具を用意する必要が

     あると思われた。 

  4. 今年度は7人と少ないが、ひとりひとり実験をやってもらうには、丁度よい人数であると思われた。

     なるべく、各自が実験できるように、器具を用意していきたい。

  

 

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