3D Drawing Pad
- 字を書くと 字が浮かんで見えます。 -
字や絵を書いて、赤青メガネで見てみると、浮かんで見えます。
科学クラブでは、「 なんで飛び出して見えるの? 」 の時に、みんなでやってみました。
付属の赤青めがねをかけて、シートに書いた字や絵を見ると、浮かんで見えるという物です。
普通は、アナグリフ方式(赤青方式)の立体視用の絵は、対象となるオブジェクトが近い物ほど、視差が出るように、
右目の青の線がより左側に、左の赤の線がより右寄りになるように書かれています。
アナグリフの写真でも、寄り近くの物ほど、視差が出るようになっており、同様です。
しかし、 こちらの製品は、字や絵の対象物はそのままで、背景の方を、赤青の色をずらした格子として、
遠くに見えるようにしたものです。 逆転の発想です。 ( 一本取られた感じです。 (^_^;) )
直接字を書いてしまうと、その後再利用できないので、科学クラブでは、字や絵を書いてから切り取り、
使ってもらいました。 そうすれば、ずっと使えます。 メガネは、文具屋さんに売っている、市販の
赤青セロファンで十分代用可能でした。 (シアンではないので、少し、青側が暗いですが、・・・9
また、シートの方は、コピーすると著作権等に触れるかもしれないので、エクセル等を使って作ろうと思いました。
しかし、出力するプリンターのインクやトナーの色と、赤青メガネで使用するセロファンとの相性があるようで、
満足するものはできませんでした。 ( 反対側の色が見えてしまう。) 今後、研究してみます。
さらに、背景の格子についてですが、一様な格子ではなく、下ほど手前にあることが強調され、上ほど遠くにあることが
強調されるような背景を考えてみても面白いかもしれません。
科学クラブ 日記