CaK 線 フィルター ( 太陽の彩層面と光球面の間を観察するフィルターです。)
- 柏市放課後子ども教室の際にも使用しました。 -
- Cak線フィルターで 電球を見てみました。青〜紫に見えます。-
管理人は天体が好きなので、以前から太陽のプロミネンスやダークフィラメントが見たいと
思っていました。Hα線フィルターを中学の頃から欲しいと思っていました。その後、Hαフィルターを
入手しましたが、それに飽き足らず、CaK線のフィルターも購入しています。CaK線は、可視光波長の
下限近くのため、人によっては見えにくいそうです。どれくらい見えにくいかという興味もありました。
Hαフィルターを購入したジズコさんから2009年に購入しています。
CaKフィルター+望遠鏡を購入しました。 当時はセットで販売されていました。
接眼部にCaKフィルターが内蔵されています。
接眼部にはフィルターが2枚内蔵されているユニットとなっていました。
光路順に、干渉フィルター
-> ミラー->ブロッキングフィルターとなっているようです。
エタロン板の様な中央遮蔽はありませんでした。 ブロッキングフィルターの口径が
6mmしかありませんので、このユニットが対応する望遠鏡の焦点距離は600mmまで
となっています。
CaKフィルターユニットと同規格のHαユニットも用意されており、そちらを購入すれば
Hαのシステムに換装できるようになています。
フィルターを通して電球を見てみると、・・・
393.4nm の波長のため、青というより紫に見えます。
望遠鏡の口径は、6cmです。 、
他の望遠鏡でこのユニットを使用する場合、口径は10cmまでとなっています。
ファインダーは同架していません。 太陽の導入は、・・・・
(お勧めする方法ではないです。)
対物側から太陽光線を覗き込んで導入しています。
太陽光は、フィルターの下方にそれています。
調整して、・・・
太陽光がフィルター中心に当たるようにします。
(太陽光が半分に欠けているのは、自分の頭による影です。)
Hα線で見る彩層面より、下層が見えているそうです。
肉眼で見ると、自分の場合、とても見えにくかったです。
眼鏡を外した方が、若干見やすいようでした。
Hα線で見た程の派手さがありませんが、とても興味深いものです。
太陽を見るときは、やはりHαの方を持ち出します。折角購入したのに、CaKの方は、
持ち出し頻度がとても少なくなってしまいました。・・・・
千葉県柏市立富勢西小学校 科学クラブ 日記