学研の 蓄音機 プレミアム の タイプです。

 

                      -  音の実験の際に、みんなの歌声を録音しました。キットなので製作は容易です。 -

 

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  以前、学研の大人の科学シリーズで、蓄音機を購入し、組み立てしたことがありました。組み立て後に、管理人の

 子供たちに歌ってもらい、録音した記憶があります。 子供たちは、自分たちの声が、レコード上に溝で記録できたり、

 再生できたりするので、大変興味深そうでした。 クラブなどの音の実験の際にも、みんなに体験してもらいたいと

 思いました。 

 

   レコード盤上に記録し、レコード盤の溝を観察することにより、音の振動がレコード盤上の溝のギザギザの波に

 なって記録され、再生の際は逆に溝のギザギザを振動として拾って再生される過程が分かり易く、音は振動なんだ

 という事が直感的に分かってもらえそうな気がしました。

 

   録音の際は、  音 -> 振動板の振動 -> 針 -> レコード盤の溝 

   再生の際は、  レコード盤の溝 -> 針 -> 振動板の振動 -> 音 

 

 

  最近の子供達は、レコード盤を見たことが無い子供も多いです。たしかに、レコード屋さんと言っても、CDしか売って

 いませんし、電気店に行ってもレコードプレーヤーは、ほとんど置いてありません。 時代の流れのようです。

 

 

  音の実験の際に、以前の学研蓄音機を利用しようとしましたが、一部が破損しており、使用できませんでした。

 修理しようと思いましたが、実験までに時間が無いことや材料の入手が困難なのと、以前の蓄音機はモーターの音が

 うるさく、録音した音声が聞き取りにくい印象もあったので、結局、本屋に置いてあった学研のプレミアム蓄音機を

 利用することにしました。

  ( 自作派としては、キットで済ますのはちょっと、とも思ったのですが、時間が無く妥協しました。(^_^;) 

 

    (黒い物なのに、黒バックで撮ってしまいました。すいません。)

   

  キットなので、製作は容易です。

     レバーで速度等を調整します。

  プレミアム版はモーター駆動ではなく、ぜんまいで駆動するという凝りようです。

  

     

  上中央の銀色の円板が振動板です。振動板の中央から手前に出ている黒い小さなアームの先に針がついています。

  ( 写真は、針にカバーがしてあります。)

 

 

 

    

   2011年の科学クラブでは、音の実験の希望がありませんでした。 

  このため、柏市放課後子ども教室の実験の際に、使用しました。

     録音のためセットをしています。

     力いっぱいの大声で、カエルの歌を歌いました。

                                         ( 手前に袋があって、本体が映っていません。すいません。)

      交替で、歌いました。 かなりの大声です。

  

      そして、自分たちの歌を、みんなで聞きました。

    出だしの部分が、うまく記録されていませんでしたが、その後はバッチリ録音できていました。

   

    その後、記録した溝を、ビデオ顕微鏡でみたのですが、レコード盤が白かったので反射してしまい、モニター上でとても見にくかったです。

     マジックで黒く塗ったりすれば見やすかったかもしれません。

 

 

     以前の蓄音機と比べ、プレミアム版は作りもしっかりしており、しばらくは使えそうです。(ターンテーブルと駆動軸を

  リンクするゴムベルトは劣化しそうなので、定期的な交換がひつようかもしれません。) 大切に保管して、  

  今後も、音の実験の際に、使用してみたいです。

 

    

 

 

 

 

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