Hα線 フィルター ( 太陽の表面やプロミネンスを観察するフィルターです。)

 

                                  - 柏市放課後子ども教室の際にも使用しました。 -

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   - Hα線フィルターで 電球を見てみました。赤く見えます。 中央の黒い影は、エタロンの中央遮蔽です。-

 

 管理人は天体が好きなので、以前から太陽のプロミネンスやダークフィラメントが見たいと
思っていました。中学や高校生の頃は、天文ガイドの記事や広告などで、ペンション星の家から
販売されていたプロミネンスフィルター(半値幅10Å程度で、オルカッティングディスクで光球を
隠すタイプ。プロミネンスのみで光球面は見えない。)やディスター社から販売されていたHαフィルターの
広告を見てはため息をついていました。(中学生の時は、ルーペを使った自作望遠鏡しか持っておらず、
Hαフィルターなどは高嶺の花でした。)その後、科学館などでHαフィルターで太陽像を見せてもらった
ことがあるのですが、益々欲しくなりました。

 その後時が過ぎ、Hαフィルターに対する興味はありましたが、望遠鏡やアイピースなどの他の天文関連
用品は購入したもののHαフィルターを購入するまでには至りませんでした。

 2000年を過ぎた頃、天文ガイドにHαフィルターやHα太陽望遠鏡の特集記事がありました。その記事を見て、
再燃しました。そして緩慢できなくなってしまい、購入してしましました。・・・(^。^)


 購入したのは、ASP-60とBF-15(ハイコントラストモデル:ブロッキングフィルターが2枚重ね)のセットでした。
(株)ジズコさんから、コロナド社のHα線のフィルターを購入しました。ASP-60を手持ちの望遠鏡に装着する
ためにはアダプターが必要なので、アダプターも作ってもらいました。メイン使用予定のタカハシFC-60用、
また、BORG 76ED用や Vixen FL102S用と、3つを作ってもらいました。

 当時は太陽活動が活発で、ハイコントラストモデルという事もあり、プロミネンスやダークフィラメント等の
太陽表面の模様を見たときは感動しました。当時は職場の隣の寮に住んでいたので、昼休みも晴れていれば
毎日のように観測していました。観望会等にも何度か持ち出しました。

 その後転職などがあり、忙しくなったため、しばらく使用せずにしまっていました。

 2009年になって観望会に使おうと取り出しましたところ、BF-15のブロッキングフィルターが白濁して
いました。(T_T) アルコールで拭いても全く改善せず、ジズコさんに持参して相談しました。ハイコントラスト
モデルは、2枚のフィルターを接着剤で張り合わせてあり、接着に使った物が白濁したとの事でした。
その場で、エーテル等を使って清掃していただきましたが、全く改善しませんでした。

 少し悩みましたが、観望会の予定があったので、当時在庫のあった、BF30を購入しました。
(当時は、現在の価格の約1.5倍でした。現在のPSTが約3本購入できる程度のかなりの出費でした。(T_T)
しかし、50.8mm径の大きさで装着し、90度直角でなくストレートの装着となるので、撮影の際は有利です。

 その後は、大きなトラブル無く使用できています。
  
  左がブロッキングフィルター BF-30、右が メインフィルターASP-60です。
 メインフィルターは、ファブリ・ペロー干渉フィルター(エタロン)となっています。エタロンは、特定の
 波長ごとに光を透過するので、エタロンだけでは、Hα線以外も透過してしまいます。
 左にあるブロッキングフィルターで、Hα線のみを透過するようになっています。

  普段は、FC-60(接眼部がFC-76となっている、当時の誠報社(現、スターショップ)さんのモデル)に
 装着しています。
 
 BORGの1.4倍テレコンを装着しています。眼視の際は、その後に直角プリズムをつけています。

 
 望遠鏡は、フードを外してアダプターを装着してからメインフィルターを取り付けます。


 BORG 76ED や Vixen FL102S に装着し違いをみましたが、口径はいずれも60mmに絞られるのと、
Hα線の単色光なので、ほとんど違いは感じられませんでした。
(FC-60と、FL102Sは、良く見えました。 若干、76EDは劣る程度です。

 経緯台に載せて、手軽に観測できます。
 

 
 最近は、ASP-60の表面のコーティーングに変化が見られました。
 
 実観測にはほとんど影響は無いようですが、今後が心配です。
 エタロンの中央遮蔽も見えます。

 Hα線の画像です。 管理人は、撮影は下手です。(^。^)
 
 プロミネンス適正露出画像と太陽面適正露出画像を重ねてあるので、太陽辺縁が不自然です。
 太陽の縁に見えているプロミネンスが太陽面上に来ると、ダークフィラメントとなります。

 

 

 今後も観測や観望会に使用していきたいと思います。

  

 
 

 

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