光跡観察装置
- レーザーモジュール を 9個 使いました。 -
レーザーモジュールです。
立体的な、光跡を観察するため、レーザーモジュールを使って、製作してみました。
縦3列、横3列で、9個のモジュールを使用しています。光軸中心の物だけ、分かりやすいように
緑のモジュールとしました。100均の板材を重ね、そこにモジュールの入る穴を開けました。
レーザーのモジュールは、秋月電子やaitendoなどから購入しました。
(大阪出張の際に、共立電子のグリーンレーザーも購入しましたが、今回は使用しませんでした。(^_^;)
使用した赤のモジュールは、 aitendoのレーザーモジュール(赤/5mW) [LB-12034XSF-B2S] を
利用しました。こちらの外径は、12mmでした。 (こちらのモジュールは、外見が一緒ですが、照射
パターンが、スポット、直線、十字と3種あるため、店頭での購入の際に注意が必要です。管理人は間違えました。)
緑のモジュールは、秋月電子の緑色レーザー発光モジュール JPM-1-3(A4)APC を利用しま
した。
管理人の技術が未熟で、垂直に穴を開ける加工精度が悪く、穴が垂直からずれました。・・・
さらに、モジュールから出ていくレーザー光も、モジュールの長軸と平行に光線が出ておらず、
ずれていました。このため、9個のモジュールの光軸は、平行になっていません。クラブの実験までに、
時間が無いため、光軸調整装置を作製が間に合わず、そのままとなっています。今後、光軸調整装置が
あるものに作り変えようと思います。
モジュールの電源は、結局はパラレルになっていますが、上中下ごとにまとめ、上中下別に点灯できる
ようにしています。明るさも個体差があるため、各々個別に電源を調整できるようにした方が、良いかも
しれません。今後の課題です。
水槽内に、線香の煙やドライアイスの白煙を充満させて、そこにレーザー光線を照射して観察します。
レーザーを使うので、薄い煙でも観察が可能です。
(写真は、露出オーバーです。)
レーザーの光軸が揃っていないため、モジュール近傍にレンズを置きました。
レーザーのメリットして、煙が薄くても、光跡が観察可能です。(逆に濃いと、散乱して見にくいです。)
右にあるのは、ドライアイス+水の白煙発生しているビーカーです。
もしかすると、あまり、レーザーのモジュールを使う必要は無かったのかもしれません。・・・
今後の改善点等
1. 光軸修正装置:絶対必要です。
2. 同焦点のレンズを数枚揃える。
3. 輝度を揃えるため、電源の工夫。(PWMの方が良いか?)
4. 4×4の16個のモジュールを利用した装置。(ちょっとお金がかさみます。)
千葉県柏市立富勢西小学校 科学クラブ 日記