箔検電器 (はくけんでんき)       静電気を検出します

 

 

 

 箔検電器も静電気の実験で、 よくお目にかかります。

科学クラブでは、児童のテーブルが3つあるので、3個用意しました。

原理は、こちら。 (Wikiのページです。 その他にも、はく検電器で検索すると、もっと分かりやすいページが沢山あります。)

容器は、100均のしょうゆさしを利用し、他の部位は、ボルトやアルミ板、アルミ箔を使って作製しています。

 

帯電している物を上部の電極に近づけると、中の箔が開きます。その後、指などで触ると放電し、箔が閉じます。

(本当の使い方も、検索すると出てきますので、そちらをご参照ください。)

 

感度を上げたいので、アルミ箔よりもっと薄い金属箔で作ってみたくなりました。

 

箔検電器を使って、1911年 オーストリアのヘスは宇宙線を発見し、1936年にノーベル賞を受賞したそうです。

(静電気ではなく、放射線による箔検電器の動作を利用しています。)

地上(岩石)からの放射線を避けるため、パリのエッフェル塔へ登ったり、高い山に登ったりして、

地上よりも高いレベルの放射線を検出し、宇宙線の存在を証明したそうです。

 

残念ながらこの検電器では、感度が低いため、宇宙線の検出には使えないようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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