藻掻き (もかき) その3 既製品
- ようやく既製品の藻掻きを見つけました。 -
お詫び : このホームページは、本来、実験に使う部品や材料の入手先を紹介するページです。
しかし、今回紹介する藻掻きは、管理人が購入した釣り具店(問屋)では、最後の1個なので、今後は入手はできません。
入手先を紹介すると、釣り具屋さんや問屋さんに迷惑がかかると思われます。
このため、申し訳ありませんが、今回は入手先の紹介はしないこととしています。 m ( _ _ ) m
以前、手賀沼水草探検隊に参加させて頂いてから、水草を採取する道具、「藻掻き」 を自作するなどしていました。
しかし、当時千葉高の浅野先生のお持ちであった藻掻きの、スムーズな開閉や、閉じたときのおさまりの良さなどは、
現物を近くで見ていないので、わかりませんでした。 そこで、その仕組みを、いつかは知りたいと思っていました。
このような事から、既製品の藻掻きも入手したいと以前から考えており、 新しく見かけた釣り具屋さんの前を通る度に、
藻掻きが無いか、聞いて歩いていました。正確な数は覚えていませんが、20〜30件は、聞いて歩いたと思います。
(柏市近郊ばかりでなく、出かけた先でも聞いて歩いていました。) そうした所、ある1件の釣り具屋さんが、「昔はあっ
たけど、今はねぇ・・・。最近は、見た事ないねぇ・・・。」 と、言った後、後日、問屋さんに聞いて下さることになりました。
後日、連絡がありました。 問屋さんでは、最後の1個が倉庫の隅に残っていたとのことでした。昔は、時々売れていて、
製造していたようでしが、最近では売れないためか、全く製造をしていないそうです。 問屋さんも、「いや〜、まだ、置いて
あったんだねぇ〜。」と、すっかり存在を忘れていたそうです。
後日、釣り具屋さんに行き購入しました。( 柏市から約30分のところです。) 当日、電話をしてから、取りに行ったの
ですが、実は、釣り具屋さんは休みだったそうです。でも、電話があったので、わざわざ、お店を開けて置いてくだっさた
とのことでした。 (一応、御挨拶的に、おせんべいをお持ちしたのですが、お土産を持って行って良かったです。) わざわざお店を開けて
おいて下さったので、藻掻きだけ、買うのも悪いと思い、他に、竿部が伸縮する網や先の取り換えられる、伸縮性の竿等
を購入しました。
これが、購入した藻掻きです。 細部が分かるように、写真が大きいままでアップします。
開いたところです。
鉤はL字で、湾曲部はありません。 90度曲がった先は、大変短いです。
閉じた所を下から見ています。
L字の先は短いので、かさ張りません。
閉じた後、上部を90度ひねった所です。
閉じた後に、上部を90度ひねると、写真のようになります。 周囲に突出していた鉤の先の水平部の
周囲への突出が、少なくなります。
90度ひねったあとを、下から見た所です。
下から見ると、写真のようになっています。 鉤の先端部の突出が、より小さくなっており、大変コンパクトになります。
自作した藻掻きと比べると、大きな違いは、鉤の形です。 鉤が、直線だけで構成されており、
また、L字の先の折れ曲がりが、大変短くなっており、コンパクトです。 開閉の際にスライドする部分の鉤は
直線状になっており、このため、開閉はスムーズで、また、閉じた後で捻りやすくなっていました。 管理人が
自作した藻掻きも、鉤を既製品の藻掻きのようにすれば、よりコンパクトになると思います。
また、上部は真鍮の塊となっていて、適度な重さがあります。このため、大変投げ混み易く、コントロールが
しやすいようです。管理人の自作した物は軽いため、太い紐をつけると、言うことが聞かず、投げ込みにくいです。
重量は、ほどほどにはあった方が良いようです。 管理人の自作の物も、重りをつけるなどしてみたいです。
今後、自作することがあれば、これを参考に作りたいと思います。
( 水草探検隊で、浅間先生がお持ちだった藻掻きを、ちょっと見ただけで、記憶が曖昧な中で、機能的な部分を真似して作ったので、
かなり違う物を作っちゃったようでした。 (^_^;)
この藻掻きは、もったいないので、1度も実際には使っていません。今後も、大切に保管します。
千葉県柏市立富勢西小学校 科学クラブ 日記