水銀灯 (バラストレス、安定器不要のタイプです。)
なんで水銀灯と思われるかもしれません。 購入時の使用目的は、日光写真の際、天候不良時に
屋内でも露光できるようにするためです。 日光写真と言っても、ジアゾ感光紙や写真用印画紙を使った
もので、事前にネットで情報を調べると、ジアゾ感光紙や写真印画紙は、青の色に感度が低いので、
白熱電球だと露光にかなり時間がかかったり、露光がうまくいかないとのことでした。
それならということで、水銀灯を購入してい見ました。普通の水銀灯は、蛍光灯のように放電させて
光らせますので、安定器が必要です。安定器まで揃えると、かなりの出費となるため、効率は悪いですが、
バラストレス(安定器不要)のタイプのものを購入しました。
このタイプは、バラストレス(安定器不要)のタイプなので、そのまま電球のソケットに差し込んで
使用できます。 ( 水銀灯の詳細については、こちらです。Wikiのページです。)
実際に点灯するとはじめは、白熱電球のようです。
しばらく点灯していると、水銀が熱せられて、水銀管の放電が始まります。
カメラに撮ると分かりにくいかもしれませんが、より明るく、白っぽい(青っぽい)光も出てきます。
(線が入っているのは、アクリル板の傷です。)
フィルターが無かったので、反射光で見てみました。 ( アクリル板の下に、黒い色画用紙を置いて、反射させています。)
フィラメント以外に、水銀管の放電が見えます。
分光器でスペクトルを見たのですが、白熱灯の連続スペクトルの中に、輝線が入っていました。
(当たり前かもしれませんが、・・・)
実際の日光写真の実験の際、ジアゾ感光紙の露光は、白熱灯でも大丈夫でした。 (^_^;)
印画紙の露光は、若干白熱灯よりは良い程度でした。
結果的に、あまり購入した意味がなくなってしまいました。・・・・ (;_;)
光の実験にでも使おうかと考えています。・・・・
科学クラブ 日記