静電気振り子 (ベル)
- 100均の自転車ベルと塩ビパイプで作製しました。 -
こちらも、静電気の実験で、よく耳にします。 静電気で揺れる振り子です。
振り子の先の錘(導体)が、電気を運ぶので、左右に振れます。
各テーブルにも、小さな画鋲を使った静電気振り子を用意したのですが、
チンチン音が出た方が興味を持ってもらえると思い製作しました。
振り子の錘(おもり)は導体でできていて、左右に置いたベルを叩くので、チンチン音がします。
(鉄球は、ホームセンターに売っていた鉄球です。用途は? ベアリングボールでしょうか?)
鉄球はある程度重さがあるので、 管理人の静電気起電機では、性能不足のため動作するか不安でした。
架台は、塩ビパイプを使用しました。 塩ビパイプは、接着しないで差し込むだけでも
ちょっとした実験にはスタンドとしては十分な強度でした。 接着しないと分解できるので、片づけや収納の際に良いです。
また、他の実験のスタンドとしても流用できるので便利です。
( これまでは、塩ビのパイプの切断は、鋸を使っていました。 この実験の頃、100均でパイプカッターを購入しました。 これが面白いように簡単に塩ビパイプの切断ができるので、
大変重宝しました。 家の近所の100均では、なかなかお目にかかれなかったですが、最近は見かけるようになりました。 イレクターを使っても良いかもしれませんが、費用が高くつき、
切断も塩ビに比べて労力を要することや、内部は鉄なのでうまくいくか分からなかったので、塩ビパイプを使用しました。)
ベルは、100均の自転車のベルを使いました。 ベルは塗装してあったので、振り子の鉄球が当たる所や、
みの虫クリップを繋ぐところは、紙やすりで塗料を削りました。 ( 絶縁されていると、電気が流れず、振り子が揺れません。)
( 直接、ウィムズハースト起電機の放電球も接するように、寸法を決めていますので、左右のベルに直接放電球を
くっつけて実験することもできるようにしてあります。)
振り子を吊るす金具は、太い真鍮の針金を使ったのですが、固定がやや不安定ですぐにぶれるため、しょっちゅう
微妙な調節が必要でした。 振り子を吊るすところも、安定させる必要があると思いました。
静電気起電機と並列にライデン瓶を繋いでおくと、電荷が貯まっているうちは、しばらくベルが鳴り続けます。
実験が終わってからの片づけの際は、ちゃんと放電してからベルに触りましょう。
さもないと感電するかもしれません。・・・
クラブ前の準備の時の映像です。
後ろから、放電棒でちょっかいを出している人がいます。
( カメラが動画モードになっているのを知らずに撮ったので、うまく撮れていません。すいません。)
イメージ動画です。
千葉県柏市立富勢西小学校 科学クラブ 日記