電気盆  Electrophorus

  

 静電気関係の英語のホームページや洋書見て、Electorophorus という単語がでてきたので、

辞書で引いてみますと、「電気ナマズ」 という訳が出てきます。 何の事だか当初は良く分かりませんでした。

電気ナマズを実験に使うのだとばかり思っていました。 あとから、電気盆だと分かったのですが、

うまい言葉をつけたものだと思いました。

 

電気盆については、こちらをどうぞ。(Wikiのページです。)

帯電した絶縁体に金属の板を置いたり、持ち上げたりすると、金属の板が帯電するものです。

 (置いたり、持ち上げる際に、その都度、金属に触り放電する必要があります。)

 

資料は、いろいろと見つかるとおもいます。

 

今回は、絶縁体に100均のスチレンボード、 帯電させる物に純ウールの毛糸、 電気盆に100均のアルミ皿、

皿の取っ手にスチロール樹脂のコップを使いました。 

アルミの皿に、接着剤でコップを取っ手として取り付け、電気盆としています。

静電気を確認するものに、ネオン管と10Wの蛍光灯を用意しました。

 

( 見にくいですが、皿の下が黒いスチレンボードです。 )

左下には、豆電球型のネオン管が映っています。 子ども達に使ってもらうには、リード線のものより、

ヒューズ型のネオン管の方が扱いやすいと思ったのですが、見つかりませんでした。 リード線タイプの

ネオン管を透明な樹脂製のパイプに入れてみようと思っていたのですが、豆電球タイプのネオン管が、

秋葉原ラジオデパートの3階のシオヤ無線電機商会さんにありましたので、そちらを使いました。

( リード線タイプの物は、秋葉原の光東電気株式会社さんにありました。 )

 

 

100%ウールの毛糸と蛍光灯です。どちらも、100均で買いました。(毛糸は季節商品かもしれません。)

 

 

 部屋を暗くして、毛糸でスチレンボードを擦り、帯電させます。

電気盆を置いて、手で触ると、バシッと静電気がきます。

コップの取っ手を持って、持ち上げてから電気盆に触ると、また、バシッときます。

また、おいて触ると、バシッ、また、持ち上げて触ると、バシッと、・・・・   

 

今度は、ネオン管で触ると、

一瞬点灯します。

 

今度は持ち上げてから触ると、

また点灯します。

 

蛍光灯は、どうでしょうか。

 ( 写真では分かりにくいかもしれませんが、)

やはり、一瞬点灯します。

 

 

スチレンボードに、サランラップ等のラップをかぶせると良いそうですが、

そのままでも十分でしたので、そのまま使いました。

 

もっと大きなサイズの物を作ってみたくなりました。

 

 

 

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