太陽系 惑星 模型   

                                              - 太陽系の惑星の模型です。 -  

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        台が洗濯バサミなのはいただけませんが。・・・

 

 

    科学クラブや柏市放課後子ども教室で、日食などの紹介をする際に、太陽系の惑星模型を作ってみました。

 縮尺は、 約14億分の1です。これは、太陽の直径を約1mにしたからです。 太陽は、ピンホールプラネタリウムの

 スクリーンとして作製した1/4半球のものを、二つ合わせて半球とし、内部に電球を入れて、太陽に見立てています。

 (あまりリアリティは無いですが。・・・(^_^;) 

    −>  

    これを、二つ合わせて、電球を入れ          このようにして、太陽に見立てました。

   

     ディズニーシー フォートレス エクスプロレーション チェインバー オブ プラネットの太陽です。

    本当はこんな物を考えていました。

 

 

   他の惑星の大きさは、Wikiの太陽系のページを参考にしました。太陽の直径は、約14億メートル(140万km)

 なので、それぞれの惑星の直径を14億で割りましたが、実際に入手できる発泡スチロール球のサイズが、1cm

 刻みなので、なるべく近い物としています。(入手できた発泡スチロール球は、1、2、3,4、5、8、10cmでした。)

 また、水星などの惑星は約3mmと小さいので、クッション用の小さな発泡スチロール球を利用しましたが、それでも、

 大きいようでした。 発泡スチロール球は、柏の周辺ですと、東急ハンズ、手芸店の三喜ユザワヤトーカイ

 ホームセンターですと(守谷ですが)ジョイフル本田などで入手できるともいます。 また、土星の輪は、100均の

 プラ板を利用しました。

 

  100均のアクリル絵の具を購入し、彩色しました。均一に塗れるように薄めると、はじかれて塗れませんでした。

 このため、水では薄めず塗っています。このため、かなり汚らしくなりました。・・・

     

        管理人は絵心が無いので、下手くそです。  月も作ったのですが、運搬中に紛失しました。 台はこれから考えます。

        地球は、それぞれの大陸を書いています。 児童達の中には、「アメリカ大陸あります。日本もあります。」などと、気づいてくれました。 (^_^;) 

     

 

   太陽の直径を1mとすると、各惑星はどのくらいの距離にあるのでしょうか?

  クラブの際に、みんなに聞いてみました。

   

  それぞれの惑星の担当を決め、聞いてみました。

 

  水星や金星は、理科室の端から端くらいという意見が多かったと思います。

   どのくらいかな?

 手前が太陽です。  奥の方では、水星、金星、地球を持った人がいます。

 

  ( ちなみに、14億分の1のスケールだと、光の速さは、毎秒21.4cm進むことになります。 )  

 

   答えは、・・・・

  写真は、富勢西小学校付近の航空写真です。 グランドの端に太陽を置いたと仮定しています。

  

  水星は、46mで、グランドのまん中でした。 金星は、グランドの入り口付近で、85mでした。

 地球は、みどりの広場からグランドへ抜ける通路入り口付近で、118mでした。 (このスケールで、日食の説明を

 するのは、大変です。 でも、一度やってみたいです。) 火星は、校門付近で、179mでした。

 理科室には、まったくおさまりきれませんでした。

 

  火星より外側の惑星は、・・・

  

   木星は、高野台公園で、612mです。 土星は、高野台保育園のあたりで、1124mです。

  「模型を持って、実際スケールにもとづいてた場所に立って見てみよう!」といっても、ここまで来ると往復だけで、

  クラブの時間が終わってしまいます。

 

   さらに土星より外側の惑星です。

  

  天王星は、北柏ふるさと公園近くで、2260mの所です。 海王星は、ちょうど柏駅付近で、3541mです。

  「海王星の模型を持って、実際のスケールにもとづいた場所に立ってみよう!」を実践すると、柏駅に

  怪しい海王星模型を持って立つことになるので、実際にやるとなると、ちょと気がひけます。・・・

  惑星から準惑星となった、冥王星は、昨年リーグ優勝した、柏レイソルのグランド付近で、4650mです。

  模型の大きさは、1cmに満たないので、こんな小さいものが、あんな遠くに、と言いった感じです。

 

  ちなみに、一番近い恒星である、ケンタウルス座α星までは、4.22光年なので、14億で割ると、

  28517344m=28517kmとなります。地球の直径は、約12800kmですから、その倍以上となり、

  地球上では、模型を置ききれない事になります。 太陽を1mとしても、隣の恒星までは、地球の直径以上の

  距離が離れていると聞くと、いかに宇宙が広いかが実感できます。

 

  同様に、お隣のアンドロメダ銀河までは、17164468143kmとなり、150000000km離れている太陽と

  地球の距離の114倍以上です。いかに宇宙は広いかが実感できます。 私たち地球は、広い宇宙の中では、

  本当に一人ぼっちなんだと思います。地球上で人々は争いごとをしたり、環境破壊をしていますが、かけがえの

  ない地球を大切にしなければと思ってしまいます。

 

  

    本当は、惑星を配置した後で、周囲に黄道12星座のパネルを置き、(距離のスケールは考えずに)、

   惑星を配置してみたいと思っていました。(蛍光ペンで星や星座線をなぞった物を用意はしたのですが、

   小さすぎました。) 

  

    管理人は、ディアゴスティーニの天体模型「太陽系をつくる」を製作した事があります。

       

   こちらの模型も、太陽と惑星の距離や惑星の大きさは、スケール通りになっていませんが、

   公転周期の比率は、多数あるギアの比により再現されています。クラブの時間などに電源を入れて置き、

   外部の惑星、冥王星やエリスが公転するのがとても遅いのを実感してもらうのには良いかもしれません。

 

 

    このような、太陽系儀がディズニーシーにありました。 フォートレス・エクスプレレーションのある

   チェインバー オブ プラネット という展示です。 フォートレス・エクスポレーションは、中世ルネッサンス

   時代にちなんだ科学技術の展示です。 その中に、太陽系儀があります。

    

    惑星の大きさや距離は、スケール通りになっていませんが、天井には、星(星座)が描かれています。

   天井の中心は、北極星があり、北極星(小熊座)を中心に、北半球の星座が描かれています。

   天井の下端周囲には、黄道12星座が描かれています。 巨大な天球儀の中に入った感覚です。

   惑星の距離や大きさは、スケール通りにはなっていませんし、太陽下部のハンドルで動かす惑星は、

   惑星ごとに個別に動くため、公転周期のの比にもとづいて連動するわけではありませんが、

   充分に太陽系の雰囲気が伝わってきます。

 

     動画です。

    

 

    自作したプラネタリウムのエアドームの中でやると、このような雰囲気が出るかもしれません。

  

 

 

    ( 今後の課題 )

  1. 惑星の大きさを、できるだけ正確にする。 紙粘土等を使って、スケール通りのサイズに仕上げる。

  2. 惑星の着色を、エアブラシ等を使って、きれいに塗装する。

  3. 架台の製作。 現在は架台が無いので、板等をカットして、架台製作をする。

    今後は、以上の様な点を改善していきたいです。

 

 

   柏市放課後子ども教室の1コマです。

 

 

 

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