シャボン玉 実験用 針金細工等の器具の紹介
1. シャボン膜の実験用 針金細工
シャボン膜の実験は、いろいろなネット上で紹介されています。
一部真似の部分もありますが、 いくつかは考えて作りました。
過去の実験を紹介するページにも紹介しています。
はじめは、正多面体です。
正4面体、正6面体(立方体)、正8面体、正12面体、正20面体です。
ネットでしらべても、正12面体と正20面体は、ありませんでした。(本邦初?)
(世の中、こんなものを作ってる暇のある人は、いなのかもしれません。・・・)
また、2010年からは、スパイラルも登場しました。
どのように、シャボン膜が貼るか、ちょっと想像がつきません。
このような物も作りました。
期待するほどの面白さがなく、今年は没になりました。
2. シャボン膜の性質(縮もうとする力)を見る器具
シャボン膜が縮もうとする力は、結構強いです。
初めに、針金の輪の一部を糸にした物(左)や、糸の輪を2本の糸で貼りがのの輪にとめたもの(右)を
用意しました。
左の物は、糸が中に引き込まれます。外に出た一本の糸を引っ張って、その力を確認します。
右の物は、糸の輪の内部のシャボン膜を割り、針金と糸の間のみにシャボン膜を貼らせます。
http://www.tomisew-e.kashiwa.ed.jp/h21news/img/100526club より転載
このようになります。
このような物も、児童たちに、ちょこっとだけ、うけました。
これは、糸を引っ張らないと、シャボン膜が星の形になりません。
(青い糸に改善した方が良いとの意見がありました。)
また、以下のような物も用意しました。
コの字に曲げた針金に、穴を2か所開けたストローを写真のように通してあります。
ストローを右の方に寄せて、シャボン膜を貼ります。
シャボン膜は縮もうとするので、ストローは・・・・・。
同様の物ですが、以下のようなもの用意しました。
こちらも、シャボン膜を枠の中心の針金と糸の間に貼らせます。 針金を左に引くと・・・・。
3. その他の用具
他にこのような物を用意しました。
まん中は、3方向の切り替えの活栓が付いていて、空気の通り道が、それぞれ切り替えられます。
左右にはストローが付いていて、さらにその先には、シャボン玉を膨らませるためのラッパが付いています。
大きなシャボン玉と小さなシャボン玉を左右のラッパにつけたまま、左右のシャボン玉の内腔を連絡させると、
シャボン玉は、それぞれどうなるでしょうか?
1. 大きいシャボン玉が、もっと大きくなって、小さい方は縮んでしまう。
2. 大きいシャボン玉は縮み、小さいシャボン玉は膨らんで、つり合いがとれて同じ大きさになる。
3. 大きいシャボン玉は縮み、縮む勢いさらに縮んでいき、逆に小さかったシャボン玉が大きくなる。
答えは、 秘密です。・・・
他にもいくつか作ったのですが、あまり演出効果の高いものは出来ませんでした。
今後も、情報収集し、面白い物を作っていきたいです。
( 長い容器を用意して、長ーいシャボン膜を貼らせる器具を思案中です。)
科学クラブ 日記