バンデグラフ静電起電機 制作記 その7
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(その7) なんとか動きました。
やっと完成し、はやる気持ちを抑えて、運転です。
軸受にベアリングを使わずに製作したので、回転に耐えられるかわからないため、
スライダック(変圧器)で、少しずつ電圧を上げていきました。
( 交流モーターなので、電圧を下げてもほとんど回転数は変わりません。 いきなり高速、高トルクで回すのも心配だったので、そうしました。)
ベアリングを使っていないので、ガラガラ音を立てています。 しかし、静電気が起きませんでした。
おそるおそる上部の電極に触ってみたのですが、全く感電しません。 5分ぐらい運転しましたが、
駄目でした。 ・・・ (;_;)
「せっかく作ったのに、駄目だった。・・・ やっぱり素人には無理だったかな。」 と、あきらめて
電源を切り、片づけをしようとしました。 その時です。 いきなり ピシィ! と、手に電撃が走りました。
痛かったけど嬉しかったです。 \(^o^)/ 静電気が起きたのです。
製作中、管理人の部屋に保管していたので、バンデグラフ内部の湿度が高かったようでした。
(管理人の部屋は それだけ湿度が高いということかもしれません。・・・・)
運転しているうちに、段々と静電気が起きてきたようです。一度静電気が起きると、プーリーベルトを
手で10cmぐらい動かしたり、下部回転軸を手でちょっと回しただけで、静電気が結構起きます。
ちょっと手で動かしては、上部電極に触って、ピシィ、 また、ちょっと動かしては、ピシィ と、
痛いけど嬉しかったので、何度もやりました。 ( 管理人は、別に M 気は無いです。・・・ (^_^;) )
その後、いろいろ実験をしました。 ちょっと動かすだけで、静電気が起きるので、
かなり性能が高いかと思いきや・・・・。 大したことなかったです。
放電距離は、条件が良くても5cmどまりでした。
髪の毛も ほとんど立ちませんでした。
細い紙テープを貼った金属製のかつらで、やっと立つ程度でした。
でも、子供たちに実験が見せられるので良かったです。
電圧が低いので、かえって安全なのかのしれません。( 負け惜しみのような気もする・・・)
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