学研 平賀源内のエレキテル
やはり、静電気と言えば、平賀源内のエレキテルも有名です。
本屋さんで、購入しました。 → 学研 大人の科学 Vol.22 平賀源内のエレキテル (学研)
( スケルトンのままです。本物そっくりの絵柄が印刷された紙は、張っていません。)
しかし、最近、上田次郎のエレキテル という商品に変わって、値下げされていました。
値段が、約500円ほど、お安くなっているようです。
学研のエレキテルは、とても小さいです。 しかし、馬鹿にすると、文字通り、痛い目に遭います。
内部は、塩ビ製の筒と綿によって起電していました。小さいのに、3000〜5000Vの電圧が得られるようです。
ライデン瓶の代わりに、透明な樹脂をアルミテープで挟んだコンデンサーが入っていました。
外付けで、スチロール製のコップのライデン瓶を繋ぐと、結構な電荷が貯まります。
箱に入っているからか良いのか、外が雨だというのに、(結構、湿度が高くても)
ハンドルを回すと、バチバチ発電しているのには、驚かされました。( 内部が乾燥していたのかもしれません。)
かなり研究されているのでしょうか。 もしかすると、箱の中に、乾燥材を入れると、より安定した発電ができるかもしれません。
( 小さいですが、放電の様子がわかるでしょうか?)
百人おどしをやった際の話です。(実際には13人おどしでした)
冬なのに雨の後で湿度が高く、塩ビのパイプと、ウールの毛糸やティッシュなどでは、
全く静電気が起きなかったことがありました。 このため、 スチロール製のコップ製のライデン瓶に
チャージができずに困ったことがありました。
そんな時でも、このエレキテルは、バチバチいっていました。( 内部が乾燥していたからかもしれません。)
我が家の子供たちを使った実験では、10回程度のハンドルの回転で、百人おどしに良い程度の電気が
コップのライデン瓶にチャージできることが事前にわかっていました。
そこで、これを使って、無事に百人おどしができました。
小さいながら、安定した発電ができるので、静電気の実験にとても、重宝します。
乾燥材の袋に入れて保管し、使う直前に取り出すと良いかもしれません。
科学クラブ 日記