藻掻き (もかき) その2
- 藻や水草を採取する道具です。 違うタイプの物を考えました。 自作です。 -
このような道具を作るようになったきっかけは、こちらです。 ( はじめに作った藻掻きのページです。)
はじめに作った藻掻きは、金属の板に穴開け加工が必要でした。 工作をやっていない人には敷居が
高いようでした。 そこで、もう少し簡単に作製できる藻掻きを考えました。
もっと簡単に出来る藻掻きはできないかと考えていたときに、管理人のかみさんが、子どもの学校で
針金細工をやっていました。 そこでは、100均のアルミワイヤーで、フォトスタンドを作っていました。
( 針金細工などと呼ぶと、怒られてしまうかもしれません。(^_^;) 確か、ワイヤーアートなどと 言っていました。)
そのフォトスタンドは、脚がついていて、開閉式となっていした。脚は、本体にグルグル巻きつけた
他のワイヤーで取り付けてあり、パタンパタンと開閉する仕組みでした。
それを見たときに、これだ!と、ひらめきました。 この仕組みを藻掻きに利用させていただきました。
完成したのが、上の写真のような藻掻きです。
作り方です。
作製法は、ホームセンターで売っている、3mm径の真鍮の丸棒を適当な長さに切って、
下図左のような形に曲げます。これを3本用意します。 もう1本は、下図右のように長く切りだして、
先端を曲げて輪を作ります。 先端に輪のついた物を含め、全部で4本用意します。
これら4本を束ねて、真鍮の棒を曲げて出来た突起部の上、中、下に、3か所に分けて
写真のように、100均のアルミ線をグルグル巻いていきます。緩まないように巻きます。(色はお好みでどうぞ)
下図のように束ねますが、束ねる際に、潰れてひし形になってしまうと思います。
図には入っていませんが、ちょうど中心に入る1mm程度の細い針金を中心に入れると
ひし形に潰れず作業しやすいと思います。
下から見ると、
開いたとき <−> 閉じたとき
のようになります。 閉じると平面的になり、 持ち運びに便利です。
このタイプの藻掻きですと、穴あけなどの金属加工が無く、針金細工 ワイヤーアートの要領で、
作業ができますので、おすすめです。 (でも、作る人はいないと思いますが。・・・)
6本の鉤がある藻掻きも作製してみました。
(材料をけちったので、小さいです。 しかし実用性は十分です。)
こちらも、基本的には4本鉤のタイプと同様です。
3mm径の真鍮の丸棒から、下図左の様な物を6本加工し、用意します。
そして、 右図の様な物も、1本用意します。 こちらが、紐を固定する棒で、中心におきます。
これらの計7本を図のように束ねます。
中心のグレイの所に、上図右の棒を入れます。
これらを束ねたものに、写真のようにアルミ線を、3カ所に分けて緩まないように巻きつけます。
下から見ると、
開いたとき <−> 閉じた時
のようになります。
材料をけちったので鉤が小さいですが、実用的には十分でした。
コンパクトなので、持ち運ぶ際も便利でした。
管理人は、この6本の藻掻きが一番のお気に入りで、一番使用頻度が高いです。
千葉県柏市立富勢西小学校 科学クラブ 日記