ピンホール ミニ プラネタリウム
- 科学クラブで、みんなで製作しました。 -
奥にあるのは、学研のプラネタリウムで、正12面体です。 今回製作したものは、正20面体です。
正12面体と正20面体の対比がおもしろいです。
サラダボールを使った ピンホール プラネタリウム は、こちら です。
科学クラブで、みんなで、ミニプラネタリウムを作りました。 どのような物を 作るか検索してみました。。
自作、プラネタリウムで検索すると、いくつものページがヒットします。 ( 検索上位に出てくる物です。)
卓上プラネタリウム製作講座 ---- メガスターでおなじみの あの大平さんのページです。(円柱形)
手作りプラネタリウム ---- 科学技術振興機構 の ページです。
楽しいミニプラネタリウム ---- かとんてっく様のページです。 大平さんの物に形態は似ています。
身近な材料でプラネタリウムを作ろう! ---- 日本宇宙少年団のページです。
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2013年11月 追記
科学技術振興機構 の リンクが変更になっていました。-> 手作りプラネタリウム
また、かんとてっく様のリンクが切れていました。 ページの移転先は不明です。
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これ以外にも多数検索でヒットします。自作プラネタリウムで有名な大平さんの物を作ろうかと思いましたが、
台に木材を用意しなければなりません。予算の都合や事前の準備などもあり、紙だけで作成でき、また、
正20面体で丈夫そうであった、科学技術振興機構のプラネタリウムを作ることとしました。
( 星数もあまり多くないため、クラブの時間内に作業ができるようにという思いもありました。)
ピンホール式のプラネタリウムを作成する場合、画用紙ですと光が透けて漏れてしまうため、内面を墨などで
黒く着色する必要があります。画用紙では、強度が弱く、すぐに壊れてしまう可能性があります。せっかく作製
するのであれば、末永く使ってもらおうと思ったので、事前に学校から工作用紙を預かり、そこに型紙を貼ることに
しました。 さらに、強度を増すためや、汚れがついても掃除しやすいように、仕上げに水性ニスをぬることに
しました。 ( 結果的には、強度は増したものの、作業がとてもやりにくく、作業時間の大幅な増加となってしまいました。)
まずは、型紙のダウンロードです。型紙は全部で6枚あります。A4サイズで印刷し、2枚ずつ工作用紙に
貼りつけます。(型紙を貼りつけた工作用紙は、3枚となります。)
100均のでんぷんのりを薄め、刷毛で工作用紙に貼りました。
(効果があるかわかりませんが、強度を上げるため、少しだけ木工用ボンドも混ぜました。)
管理人の子供にも手伝ってもらいました。 刷毛でノリを塗っています。
クラブの人数、9人分+予備1、管理人の試作分1、 各3枚ずつ、計33枚あります。
空気が入らないように、気をつけて貼ったつもりでも、空気が入ってしまい、皺が入ってしまいました。
美しくありません。・・・
しかし、乾燥すると、皺はほとんど目だたなくなりました。 良かったです。
乾燥した後、写真にはありませんが、100均の水性ニスを2度塗りしました。(1度塗った後、乾燥させてから
もう1度ぬりました。)
かなり強度のある台紙になりました。
(しかし、強度がありすぎたため、後に作業時間の大幅な増加につながります・・・・。 )
このあとは、試作品として、管理人の分を1台組み立ててみることとしました。
台紙は3枚ありますが、10分足らずで、切りぬけました。(クラフト万能はさみだと、比較的、楽に切れました。)
その後、穴あけ作業です。 1等星は、100均のカーペット用のピン、2等星は、コルクボードなどに使う
普通のピンで穴あけ作業を行いました。 星数は、約150程度だったと思います。 管理人の子供にやって
もらいました。
ゆっくりやっても、20分程度で終わりました。
その後は、説明書通りに組み立てます。30分程度で終わりました。
外観は、以下の写真の通りです。
電池ボックスは、まだ実装していません。
作業は、切り抜き 約10分、 星の穴あけ 約20分、 組み立て 30分 で、計60分程度でした。
(しかし、実際のクラブで作ると、丈夫な台紙が災いして、計5回もクラブの時間を費やしてしまいました。・・・)
このような、直径1mのミニ半球ドームを作り、投影してみました。
直径1m程度のスクリーンでは、星像は比較的シャープです。
参考として、学研 大人の科学 プラネタリウム で投影してみました。
あたりまえですが、ものすごい星数です。 しかし、1mのスクリーンでも、輝星の大きさが目立ちます。
みんなで作った ミニプラネタリウム 、いつまで、捨てないでとっておいてくれるでしょうか?
次回、作る機会があれば、外側を天球儀のように星座の絵を入れたり、画用紙程度の工作のしやすい台紙で
製作しようと思いました。
千葉県柏市立富勢西小学校 科学クラブ 日記