ウィムズハースト静電起電機 (自作)

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ウィムズハースト静電起電機は、2枚の絶縁体の円盤の周囲に扇状に金属板が

貼り付けてあり、互いに逆向きに回転することにより、静電気をおこします。

管理人が、高校の時に、物理の実験室に置いてあったのを記憶しています。

            ( 触っていて、感電していた人がいました。 )

 

今回、管理人が製作したのは、こんな機械です。

( 下は、ハンドル側からです。 逆に回すとうまくないので、回転方向を示しています。)

 

 やはり、この機会も静電気の実験になくてはならないものでしょう。

この機械を使って行う、静電気モーター(フランクリンモーター)や、

静電気ベル(フランクリンのベル)など、子どもたちに見せてやりたいと思いました。

 

 写真に撮ると、なんだか立派ですが、実物は、かなり貧弱な作りです。

コスト削減のため、100均の材料をたくさん使っているので、

かなりチープな外観となっています。

おまけに、性能もイマイチでした。(材料のためでなく、加工精度のためのようでした。)

 

両脇にあるのは、電気を貯めるライデン瓶ですが、

100均の醤油さしです。

  いかにも安っぽい感じですね。 (^_^;)

 

放電距離は、ライデン瓶をつけなければ、25mm程度放電しますが、

ライデン瓶を繋げると、調整を頑張っても、12〜13mmでした。

でも、500mlペットボトルのフランクリンのモーターを回したり、

自転車のベルを転用したフランクリンの(振り子の)ベルを鳴らすには十分でした。

 

加工精度が悪いため、回転時に円盤がぶれてしまい、

その際に、集電電極から金属板にスパークをしてしまいます。

このため、電圧が上がらずに、放電電極間の距離を稼げないようです。

集電部の様子です。

 

 

100%満足とはいきませんでしたが、ちょっとした静電気の実験には、十分使えると思います。

 

 

 しかし、製作後、ちょっと致命的な欠点がありました。 それは、放電電極どうしを近づけても、接触しないのです。

ですので、実験後は、他の金属などのを使って、放電させなければなりませんでした。(おこたると感電します。)

行き当たりばったりで作り、ちゃんと図面などを引いていませんでした。 これが、いけませんでした。

放電電極の棒の長さも、切り出し時には現物合わせでやったつもりでしたが、棒に真鍮製のワッシャーを

はんだ付けする際に、ちゃんと位置を確認しなかったのがいけませんでした。・・・・

次にもっと性能の良いものを作る際は、ちゃんと作るようにします。

 

 

 

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ウィムズハースト静電起電機の製作記は こちら です。

(まだ、製作記のページは製作中です。 製作中に写真を撮っておかなかったので、画像があまりないです。すいません。)

 

   

 

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