バンデグラフ静電起電機 制作記 その2
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(その2) ますは、情報集めです。
早速、ネットで、「バンデグラフ」、「自作」で検索してみました。
しかし、引っかかってくるのは、先ほどの、ペットボトルを利用した
3900円の「手回しバンデグラフ」ばかりでした。
( 世の中には、バンデグラフなんか作っている暇は人は いなのでしょうか? )
やっとのことで、自作されたバンデグラフに関する資料が、何とか見つかりました。
今、なぜ自作教材教具なのか 滋賀県総合教育センター 岩田俊彦先生
しかし、実際の製作方法の詳細は、記載されていませんでした。
もう少し、詳しい情報はないものかと、探しましたら、ありました。
静電発生装置「バンデ君」 やはり、先ほどの、岩田先生の資料のようです。
(岩田先生は、 ペットボトルの手回しバンデグラフを考案なさった先生のようです。)
具体的な、材料などについても、記載があり、これなんとか自作ができそうです。
また、外国のサイトにも、いくつかありました。
Van de Graaff Electrostatic Generator Page アメリカでは、作ってる人が、たくさんいるのですね。
Van de Graaf Generator こちらも参考になりました。
有益な情報が得られました。
いろいろな所で紹介されている本で、静電気の実験をするにあたり購入した書籍(洋書)ですが、
Home Made Lightning にも 参考になる記述がありました。
( この本は、題名の通り、「家庭で作る稲妻」です。 アメリカには、このような高電圧の
実験を趣味でやっている人がたくさんいるので驚きました。
改良型ウィムズハースト起電機の製作記事が詳しいです。)
この本の Chapter7(P.85-100) は、Van de Graaff です。
図入りで、原理から作り方まで紹介されており、参考になりました。
また、RikaTan 「理科の探検」2007年11月号の静電気特集に、
ナリカ(中村理科)のバンデグラフ「雷神」を開発なさった担当者の方の記事があり、
大変参考になりました。 開発をされた鴇田様の話では、ポイントは、ゴムのベルトだそうです。
( しかし、詳細は、企業秘密だそうです。)
上部ローヤーや上部の集電球内部の様子など、写真で紹介してくれています。
これらの、情報をもとに、制作を開始します。
<参考文献,、参考ページなど>
今、なぜ自作教材教具なのか 滋賀県総合教育センター 岩田俊彦先生
静電発生装置「バンデ君」 滋賀県総合教育センター 岩田俊彦先生
手回しバンデグラフ こちらも岩田先生が開発なさったようです。
Van de Graaff Electrostatic Generator Page バンデグラフのリンク集
Van de Graaff Generator Mark Rehorst さんの製作記事
R.A. Ford著 Chapter 7 Van de Graaff , P.85-100 , Home Made Lightning Third Editon , Mc Graw Hill ,
鴇田滋樹さん 静電高圧発生装置の開発裏話 RikaTan「理科の探検」 2007年11月号 P.26-29
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